梁見せ天井の魅力!!
梁見せ天井とは!?
梁見せ天井とは言葉の通り、梁が天井から見えていることです。家を建てるなら「天井を高くしたい!」「ナチュラルな雰囲気にしたい!」「木のぬくもりを感じたい!」と考えている方に少しだけアドバイス
梁見せ天井には2つの方法がある
そもそも梁とは、、、床や屋根を支える構造材のことで、家を支える重要な役割をしています。
1つ目は、構造材の梁を見せるタイプ (写真の薄茶色の養生紙が巻いてある木)
2つ目は、天井面に木を張りつけるタイプ(あたかも梁が見えているかの様に見せるタイプ)
どちらも見た感じは同じに見えますが、メリット、デメリットがあります。
構造材の梁を見せるタイプ
このタイプの最大のメリットは、「最大限に天井を高くすることが出来ることではないでしょうか。二階の床付近まで天井を高く出来ます。狭い空間でも天井を高くすることで圧迫感のない開放的な空間に!!デメリットとしましては、梁の向きを自由に変更出来ないことです。構造上、梁の向きを変更出来ないことは少なくありません。
木を張りつけるタイプ
このタイプの最大のメリットは、梁の向き、梁の場所を自由に決めることは出来ることです。天井面に木を張りつけるだけですので、自由自在に!デメリットとしましては、天井が低くなることや、別で木を用意する必要がありますので、材料費はプラスになります。
梁見せ天井を選ぶ前に知っておきたいポイント!
梁を見せることで見た目以外の事にも影響がでできます。
空調について
天井が高くなることで室内が広くなります。夏場や冬場のエアコンの効きが少し悪くなる事があります。梁見せ天井にするなら、エアコンを1ランク大きめのサイズにすることをオススメします。
防音性について
2階の床面に天井面が近くなることで、2階の音が1階に伝わりやすくなります。防音が気になる方は、2階の床に防音効果のある商品を2階のフローリングの下に敷いたりするなど対策が必要です。
照明について
照明を天井につけるにあたり基本的には2つのパターンになるかと思います。
➀梁と梁の間にダウンライトをつける
②梁の下、もしくは梁と梁の間の天井面にライディングレールをつける
梁見せタイプには向かない器具や取付不可能な器具もありますので、お気に入りの照明がある場合は、確認したほうが良いです。
まとめ
良い点はたくさんありますが、梁見せ天井にすることは見た目だけでなく、他のことにも影響があることを知っておく必要があります。
費用は、普通の天井に比べると高くなります。(梁を見せる為にキレイに削ったり、梁塗装、壁のクロス工事が増えるなどの費用)
ただ、開放的な空間にしたい方、木のぬくもりを感じたい方、ナチュラルな雰囲気にしたい方にはもってこい!!!
追加でかかる費用以上の価値を感じていただけるかと思います。